念仏仇桜

 
 ブッダ様が四門出遊生老病死と喝破した人生苦。それは日本の春夏秋冬も似ているなと思います。人が春と生まれて。夏の盛り、秋に成熟実を落とす。実が雪の下で死んだように眠っている。

 毎日も朝昼晩と、なんか人間の一生を知らせているような気がします。もっと縮めると今のこのひと息が一生なのかもしれません。

 春夏秋冬栄枯盛衰諸行無常をこの身に感じながら、それに対処方法がないとは、いい歳こいて情けない。

 無常を感ずる体は黙っても痛い苦しいと言いながら滅びることを自然の摂理と受け入れているけれど80才になっても身も心も18才といつまでもわが心に思わせられる仇桜。

 この矛盾を解決してくれる大安心仏がナンマンダの自然節理の神仏の大王さまだ、あみだ様。なんまんだぶつと一遍申すだけ。

 それがそのまま信じて今は生きられるようになりました。それでも死んでくことには変わりませんが、お任せするように必死で抵抗しながら死んでまいります。すでに、この身今生に渡してナンマンダ仏ナンマンダ。

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