藍より青し

 師の喜びは弟子が師を超えることだ。ブッダの喜びは阿難が救われアミダの凡夫入報が開かされ、さらに、500年後の竜樹大師が覚りの真理を深め広めたことだろう。
 法然聖人にとっては親鸞聖人が後に教行信証を顕したことに尽きるのだろう。学問、芸術、技や悟りでも日進月歩が必要だ。師を超えた弟子を見るたびに師の喜びはいかばかりのことだろう。  
 それは、師にしかわからない喜びだろう。それを弟子にも味わってもらいたいのだろう。
 弟子がいない師匠は師匠ではないのだろう。弟子が師を超えて真理の深さを究めてゆく事を見ることが出来たところに真の師の喜びがあるのだろう。
 やがて弟子も同じ事を考え、この世での仕事がすべて終わったと喜んで死んでゆくのだろう。
 
なんまんだぶつ
なんまんだ

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