自分などと言うものが

 自分などと言うものをいつまで信じているのだろう。この頼りなげで、信じがたいものを。
 そこから生まれる自信に満ちた革新や、すぐに揺らぐ決意は、もういいではないか、今まで十分に懲りてはいないのか。
 そんなことはすでにうすうす分かっていたはずなのに、いまだに頼っていたからポイと捨てていたら、なんと楽で自由で楽しい簡単な人生になっていたことだろう。
 まるで、捨てられた子犬のようだけど、どこでも自由に飛んで跳ねていけたのに。
 こんな自信はもっといい自信で、囲ってもらわなければ本当の自信や自由を知らないままで、どこまでも迷って歩き回って行くのだろうな。
 こいつはきっと死ぬまで私と付き合い、死ぬまで古女房のような存在になるのかもしれないな。

 なんまんだぶつ
 なんまんだ

name
email
url
comment

NEW ENTRIES
念仏の矢が当たらない。(05.16)
長生不死の法を生きてみる。(05.15)
親鸞かく戦ぬ。(05.13)
ブッダと親鸞の常備薬。(05.12)
大谷翔平を信ずる心。(05.11)
今日の夢想庵。(05.11)
平和時代(05.10)
それが真っ逆さまに地獄に落ちている顔だ。(05.10)
闇は光の友達だ。いつも一緒で仲がいい。(05.07)
心は浄土空間さえも駆け巡る。(05.04)
RECENT COMMENTS
ARCHIVES
RSS
RSS