セーフティーネットライフ。

 「念仏は自我崩壊の音である」金子大榮師。今まで経験し、気づき上げたものが、一瞬にして崩れ去ったとき、どこにそれを立て直す力を見出してゆけばよいのか。

 今までの経験で立て直す人もいれば、根本から見直す人もいるのでしょう。その時、人生は諸行無常であったと気づき、変わらぬ世界を求めることが出来るならば、人は確固たる信念を求めてゆくのではないのでしょうか。

 その時のセーフティーネットライフになるのが念仏一つであり、そこから真実の仏の信念が与えられるという。そこの、あみだの本願念仏に気が付けば、それが、壊れないこれからの人生の精神的な再建の根っこになることが出来るのではないのでしょうか。なんまんだ。

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