身。

 親鸞のいう、この身とは如来の力を借りて自己の限界に目覚めそれを乗り越えることが出来たこの身だな。

 仏から貰ったこの身だな。

 この醜悪な身こそが悟りや信心を受け入れることが出来る砂の器だな。

 仏の真の心に目覚め仏共に今生きている人がこの身と言えるのだ。

 仏の網目の一つになって生々流転している諸行無常の縁起の流れに任せて生きている我が身なのだ。

 それまでは俺の体、俺の心と思っているだけだ。

 この身とは仏に出会いその働きを受け入れることが出来たこの身だな。

 決まりきった宿業に任せることが出来た我が身だな。

 そのままこのまま救われた我が身のことを言うのだな。

 なんまんだ。

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