今日も行く行く念仏丸が。

 弥陀の願船が浄土から娑婆の港でみんなが乗るのを待っている。
 ちっちゃな船だと思っていたが、人生で初めて乗る船だからちょっと勇気を出して乗ったら結構混んでいた。

 飲めや歌えの大騒ぎをしている人は誰もいなくて、みんなで一斉に念仏していたよ。

 念仏すればするほど速力上がり、行く手の景色も美しい。私の過去世や未来世がよく見えて、まるで汽車の窓から、過行く景色を見ているようだ。

 西へ西へと煩悩の黒煙上げながら、なんまんだの船が行く。
 気づけばみんな乗っている。なんまんだぶなんまんだ。
 今日も行く行く念仏丸が娑婆を行く。

 なんまんだ。

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