その一言で人生が変わる事がある

 長い文章で丁寧に説明しているものは不要で、ただ結論だけが欲しい、人生の究極の閉め言葉だけが欲しいのだ。自分が築いてきた人生にふさわしい言葉だけが欲しいのだ。
 真実には、そんな言葉は一つもないのに、それをひたすら求めているだけなのだ。だから真理の一言に出会って響かなくなっているのだろう。
 真理の言葉でさえ、その前段があって、つまり、悟りとは多言を超えた無言になった言葉が真理の一言になっているのだ。
 ブッタの「諸法無我 諸行無常」「人生は苦なり」の全段にはこれがあるのだ。
  これが一番短い、この世に生きる人間の真理、答えなのだ。「人生は楽なり」という前段の覚りがなければこれは理解できないのだ。
 だから南無阿弥陀仏は真理の善言だが、この短い言葉にも如来の生起本末を知らないとわが身の真理の短い一言にはならないのだろう。
 なんまんだ

name
email
url
comment

NEW ENTRIES
命の目覚め。(04.23)
死後まで守ってくれる人。(03.25)
石に聞く。(03.21)
動詞と助詞の使い方。(03.16)
一人称の死を超え生きる。(03.15)
悠久の真理の中で生きたいな。(03.12)
この世に成功も失敗もない。いかに歩んだかだけである。(03.12)
如来内存在。(03.10)
さくら咲く。(03.04)
自助努力。(03.03)
RECENT COMMENTS
ARCHIVES
RSS
RSS