私の命の二重構造 | カラスの独り言

私の命の二重構造

 18願文と成就文が表裏一体になっている。願文が成就文を成り立たせ成就文がさらに願文を生む相関関係的な二重構造になっている。それぞれは時間と空間が区別されそうであるが、仏の時間から見れば因果同時の仏の命の世界の中での一瞬ともいえない不思議な出来事なのである。     
 この関係はそれが完成すればそれがその成就の証明によってさらに真実が一層強化され、共にその昆経普遍性を持って我々にいよいよはたらき出してくるという事になる関係だ。
 このアミダの願心こそがわれらの本当の命であるが、このアミダの更なる我らの命を生み出す母なるあみだの無量の命の構造は助かるものに依って更なる本願の強化が促されてゆくのである。  
 この無限に無量に命を生み出すアミダの本願の命の増上は、それが私たちの本来の命のすがたなのです。これを本願の命の再生と言うのだと思います。

なんまんだぶつ
なんまんだ

name
email
url
comment

NEW ENTRIES
命の根っこ。(11.21)
夢を見る。(11.20)
(untitled)(11.20)
身。(11.19)
日々是念仏。(11.18)
ありのままの意味。(11.18)
ありのままの自分で生きる意味。(11.18)
動物と人間の違い。(11.17)
トイレと言う神殿。映画「パーフェクト・ディズ」より。(11.16)
身も心も生まれ変わらなきゃあ意味がない。(11.13)
RECENT COMMENTS
ARCHIVES
RSS
RSS