共感 1

 ネイティブアメリカンの言葉に「動物のほうが何でも知っている」と言う言葉がある。虫も取りも魚も人間の知らない自然の法則に従った生き方を知っているということなんだろう。
 音や文字に色彩を感じることが出来る共感覚がそれらにあるとしたら、念仏をそれらにすれば、なんて素敵な響きと色彩なんでしょうと思っているのかもしれない。
 サボテンや動物や酒樽や味噌樽にモーツアルトを聞かせたら美味いものが出来たという人に、味噌やサボテンに耳があるのかと言った人がいたが、花の花は耳だという話も聞いたことがある。どうもあるらしいのである。人間にも勿論、多くの人にその感覚があるらしいが、人間もいずれ、七色に輝く念仏の色彩を備えたお念仏に酔いしれる時が来るのかもしれない、詩人たちにもこんな感覚があるのだろうか。
 科学が細分化しない所では、今でも知られざる科学しないままの素晴らしい世界が生き生きと生きてあるのだろう。

 なんまんだぶつ
 なんまんだ

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