全ての人の道

 近世、宗教は科学でないという。合理的でないという。それでは合理的とは計量できるもの同士の関係存在によって明らかにされるものだろう。しかし、計算できる限界を調べてみれば、測るものと測られるものとにそれほど正確な基準があるのであろうか。疑問である。どこまで行っても測られないものによって測って行こうとするところに、この限界があるのではないのか。この限界点に立ち止まった時はじめてすべてを図ってよいという許可を科学の神様ミューズに得て後に、自然にその限界を超えて謙虚に、非合理性と合理性を超えた真実に合理的な宗教の必然性、必要性を感じてきたのではないのか。そこに気が付いた人を、その領域を超えて、真実の人、神の子、仏の子として、そて、全ての人間が生きて行く道が開けてきたのではないのか。

なんまんだぶつ
なんまんだ

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