あみだ様と私

 人生は孤独である。多くの家族友人親類地域国世界の人々といくら仲良くやっても、孤独であり一人を逃れられない。心で繋がっている、分かり合っている、気心が通じていても、体も心も別々なのであり、永遠にこの体と心の壁は破れないのだから、根本的に孤独なのである。
心の中にもう一人の自分をよく知っている人がいない限り、阿弥陀様と言う、もう一人の真実の他人がいなければ、到底、自分のことは誰も理解してくれるはずがない。私の中で一番私を分かっている人がいてこそ、私たちは外にいる他人を親と言い子と言い、妻と言い夫と言うことが出来るようになるのである。
この自分を理解してくれる人がいて様々な人々や動植物とも命を通わせることが出来るのである。それらにもあみだ様が付いていると信じることが出来るようになれば、自然とそれらを見る目にも親しみが出てくるのではないかと思います。

なんまんだぶつ
なんまんだ

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