救いはボケじゃない
救われると、お金や仏様や人に対して、もちろん自分に対しても、どうも今までと違った正しいものの見方ができるようになってくるらしい。それが自分自身に都合が悪いものでも。それぞれが、いろんな所や人から物を頂いたときなど、それらがみなあみだ様から頂いたもののような気がしてきたりするのだ。人や物に対する価値が大きいとか小さいとか多い少ないだけでなく、一応、勿体ないという宗教感情が入ってくるようなので人生が二重や三重の意味になって来て、一層、味わいが深くなってくるようだ。それと、物や人や自分に囚われていたことに気付き出し、だんだんそれらに囚われなくなってくるようだ。ボケて来たのかもしれないが、いろいろなものに囚われなくなってくるようになるから不思議な精神現象が始まってくるようだ。
なんまんだぶつ
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