石瓦礫(石・かわら・つぶて)のごとき吾らなり

 石瓦の如くの我らなりと聖人は言われた。何の役にも立たなくなった陶器の破片や瓦のカケラ、そこら中にある川原の小石は役に立たない、人の目にも触れないただのガラクタのように見えるけれども、そんな平々凡々の人間にこそ、仏の願いがかけられていて、本願他力に出会えば、欠けたまま、壊れたままで金剛石のように輝くような人間に生まれ変わり、たとえ短い命でもこれでよかったと頷けるような人生を誰でもが送ることが出来るのである。かけらがかけらのままで輝き出すよ、これがホントの御救いだ。
 なんまんだぶつ
 なんまんだ

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