有難いの一番初め

いつもこれで当たり前と思っていたら
どんなことにも感動しなくなってきた
そして心まで無機質になって来て
何も有難くなってきた

夏になれば暑いだけ、冬になれば寒いだけ
夏の暑さと冬の寒さのさの一文字が抜けてしまったよ
この「さ」の中に今までの春夏秋冬の人間が
過ごしてきた感動の全てが入ってる

暑いですね、さむいでするとの受け答え。
その中で夏の良さや冬の雪の美しさ
そんなふかい感情が入ってる

 有難いとはこの身に過分なことと思うこと
第一にこの世に人間として生まれてきたことさえ仏の教えに会わねば無機質で
非合理で当たり前田クラッカーになちまう

まずここに人として生まれて来たことは
自分の知らぬ無明の悲しみを腹固め

それができるのはあみだ様にすくわれて
はじめてこの身にとって過分なことと思われる
これが有難いの初め哉

 ここから本当の人生が始まって
人間としての人生が初めて人らしくなってくる
人生がホントに感受性やその人の
能力全館の機能がフル回転になってくる

 そして自ずと人生が真に豊かになってくる
そして自分の生と死もみんなひっくるめて
有難いのナンマンダブツになってくる

ナンマンダブツの一人一人の
精神主義の確立だ

なんまんだぶつ
なんまんだ

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