天の国からのエレベーター

いま、天の国から大きなエレヘーターが下りてきた
 借金に追われている人。人間関係で悩んでいる人、病気の人。仕事に失敗した人。恋人と別れた人。
 自殺したいと思っている人。天国で投資をしてもっと儲けたいと思っているお金持ちの人。
 一度だけ天国に行ってみたいと思っている人。
神様が本当に要るのかどうかこの目で確かめたいと思っている人。
 一度は神様と話したいと思っている人。
いろいろな理由で天国に行ってみたい人で満員になっていた。
 ドアが閉まると、そのまま地下へ降りて行った。大きな窓からどんどん地下に降りて行ったので「ギヤ―どこに行くんだ!」降ろしてくれといって大きな窓から外へ飛び出す人が続出しました。真っ暗い地下にたどり着くと、みんな一斉にテンデンばらばらに逃げ出しました。エレヘーターが地上に戻って来た時には誰一人入っていませんでした。
 地上では、それまで外で遊んでいたおおぜいの子供たちがエレヘーターに乗ったらエレヘーターはそのまま静かに上に昇っていきました。
全知全能の神様がいくら神意を込めた善意を人間に与えても。人間の意思は神の絶対の善意を知るべくもないのだろう。ただ、黙って乗っていれば神の意思として、たとえ地獄に落ちたとしても、それを受け入れる覚悟がなければ、天国に帰ってゆくエレヘーターには乗り続けていられなくなってしまうのだろう。
 たとえ地獄の鬼が「これに乗ってゆけ」と言ってもこれに乗ってゆかなければならないときは自分の意思に反しても、乗ってゆくべきなのだ。自分の意思では人生一向に救われなかったからだ。
ナンマンダブツ
ナンマンダ

name
email
url
comment

NEW ENTRIES
(untitled)(11.27)
(untitled)(11.25)
呼び声(11.17)
信心(09.24)
うまくいかないね(08.03)
ブッダの言葉じゃダメなんだ(08.03)
因果魂(08.02)
時代語(07.20)
タバコとライター(07.15)
名を聞く(07.09)
RECENT COMMENTS
ARCHIVES
RSS
RSS