二つの命

 私は今まで、わたしの心は一つしかないように思ってきた。それに従って生きてきた。だけど、なんとなく、そこにいることにいつも不安を感じていた。しかし、二つあることに気付いたとたんに、心のバランスが生まれてはじめて取れたような気がした。そして、いま、ここにいることに安定感を感ずるようになった。
 二つ目の心は仏さんの心です。その心は大地のようです。そこに小さな根を張って私は生きていたのです。これに気が付かないとふわふわした生き方になっただろう。その命の大地から私は小さな命をもらって今生きている。この命はこの身を支えてくれている大地に朽ち果てていくのだ。
 なんという安らかさにつつまれていることだろう。命の大地と共に生きていくことが。
ナンマンダブツ
ナンマンダ

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