目覚めと時間

1.
 宗教心に目覚めて(浄土に往って)、すぐに宗教心(浄土)を抱えて念仏すれば、煩悩を抱えたまま浄土のはたらきを感じながら浄土の生活を送る。この世では私が念仏になるのでなく、浄土を抱えた念仏がわれになるのである。
 死んだらそのまま煩悩が灰身滅智して完全な涅槃にニルバーナになる。そこまで今私が知る必要はない。ナンマンダブツナンマンダ。
2.
 仏性覚醒によって現在に変わらぬ縁起の道理を無我として、永遠の今の時に本当の私の命をアミダとしても五濁の世の懺悔無き身に賜るのだ。
 今の時間を超えた永遠の時間を頂くので、いつでも今しかない今になってゆく道を歩むのだ。
ナンマンダブツ
ナンマンダ

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