念仏カラスが今日も地獄へ飛んでいく

 念仏カラスは生まれた時から真っ黒け、いつも、自由に空を飛んでいる
 いつも墨染の衣着て、どんなところにでも着て飛んでゆく
 銀座、パリ、ニューヨーク、田んぼの上を飛ぶときも
 着替えのジーンズや背広やティーシャツなんか持ってない
 着たきりスズメの一張羅。食事の時も、朝から晩まで誰が来てもおんなじだ。
 空を飛んでりゃ同じ衣を着た仲間たち、みんな仲良く集まって
 今日の布教の話し合い、喧々諤々大騒ぎ、だけど何時もみんな仲良く
縄張り決まり、教化活動に飛んでゆく
飛んで行っても下手な活動は致しません。ただ念仏のナンマンダ、
ナンマンダブツのカァカァカァ。これでいいんだナンマンカァ。

 聞いてる方の思考回路は遮断され、ただカァカァだけで
誰が来たかがすぐわかる。鳴いてる意味はわからなくても聞いてるうちに
 そこはかとなく、もの悲しさを感じます。
これでいいのだナンマンカァ、これが真の布教だナンマンカァ、ナンマンカァのカァカァカァ。如来直伝の ナンマンカァに栄光あれ。
念仏カラス万々歳。ナンマンカァのナンマンカァ。

name
email
url
comment

NEW ENTRIES
命の目覚め。(04.23)
死後まで守ってくれる人。(03.25)
石に聞く。(03.21)
動詞と助詞の使い方。(03.16)
一人称の死を超え生きる。(03.15)
悠久の真理の中で生きたいな。(03.12)
この世に成功も失敗もない。いかに歩んだかだけである。(03.12)
如来内存在。(03.10)
さくら咲く。(03.04)
自助努力。(03.03)
RECENT COMMENTS
ARCHIVES
RSS
RSS