念仏カラスが今日も地獄へ飛んでいく

 念仏カラスは生まれた時から真っ黒け、いつも、自由に空を飛んでいる
 いつも墨染の衣着て、どんなところにでも着て飛んでゆく
 銀座、パリ、ニューヨーク、田んぼの上を飛ぶときも
 着替えのジーンズや背広やティーシャツなんか持ってない
 着たきりスズメの一張羅。食事の時も、朝から晩まで誰が来てもおんなじだ。
 空を飛んでりゃ同じ衣を着た仲間たち、みんな仲良く集まって
 今日の布教の話し合い、喧々諤々大騒ぎ、だけど何時もみんな仲良く
縄張り決まり、教化活動に飛んでゆく
飛んで行っても下手な活動は致しません。ただ念仏のナンマンダ、
ナンマンダブツのカァカァカァ。これでいいんだナンマンカァ。

 聞いてる方の思考回路は遮断され、ただカァカァだけで
誰が来たかがすぐわかる。鳴いてる意味はわからなくても聞いてるうちに
 そこはかとなく、もの悲しさを感じます。
これでいいのだナンマンカァ、これが真の布教だナンマンカァ、ナンマンカァのカァカァカァ。如来直伝の ナンマンカァに栄光あれ。
念仏カラス万々歳。ナンマンカァのナンマンカァ。

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