―仏言葉に挑む戦士たち―

 大蔵経を五回も読破した
法然上人は仏様を掴みたかったんだ

自分の確かな理解力でしっかり
掌中の物にしたかったんだ
物にしたかったんだ

 伸ばし掴もうとした人より長いその腕で
ついに届きそうで届きそうになれば
なるほど離れてゆくことに

 「順彼仏願故」という善導大師の
言葉の方が法然上人をつかみ取り
仏の言葉の世界に引きずり込んだんだ

 何時でも仏様の方が偉いのに
どうしてこうも人間は自惚れが強いのか

 何かが善知識になるかわからない
近づこうとすればするほど離れてく
本当は人間は仏様なんで大嫌い

 この世で一番大嫌いなはずなんだ
それをいい子ぶりっこしてだ好きだなんて
仏様はそれでも尾顔で接してくれるから騙される
仏様は厳しいところも持っている
 そこに気が付かないとあのアルカイックスマイルに
みな騙されて美しい神秘的な仏様だと
絵葉書部屋に飾って喜んで仏の願いは
私の願いなんてうぬぼれご満悦

 切り離されて捨てられて
それですっかり己の自性を知らされて
すみませんでしたと無慚愧懺悔と
知らされなけれりゃあ
ほんとの仏様と会った知った
分かったとはなりません

 こっちのことは仏様の方がオミトオシ
子供の心は親がオミトオシ
それを知らずに仏様の心は親の心はこうだと
グダグダグダグダとかしましい

 だけどそこまで逆らわないと反抗期
分かったわからないを繰り返さないと頭の
いい人悪い人問わず伝わらないのかもしれないな

まるであみだ様に頭の限界試験を試されているような
どんな小さな言葉でもそこに仏の心が
込められていることに気が付けば

 誰の言葉でも事象でもアミダ様に出会えます
仏言葉の世界のいつも勝利は決まってる
だけどみんな一度は戦いを挑んでみないと
負けてみないとホントの仏とは出会えない
ホントの自分とも出会えない
だからいつの時代の仏に挑む戦士たち
戦うものにいつでも勝利の栄冠あれと願ってる
ナンマンダブツ
ナンマンダ

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