恩知らずは私です。

 命を助けられてもその恩を簡単に忘れるのが人間です。

 命を助けられたことを逆に恨むのも人間です。

 恩を忘れ親切にしてくれた人を逆恨みさえすることによって
 自分を正当化したいのが鬼にも劣る私の本性です。

 これを見抜いて、それでも、そのまま救うと言っているのが
 大慈大悲のあみだ様。

 このアミダさんに救われたら救われたで、今度はその恩を
 忘れて、俺が信じてやって、アミダを救ってやったと思う
 私です。

 そして、俺の信心は、お前と比べて深いと言うような
 暗い愚かな谷底に転げ落ちていることも知らず落ちて
 行くしかない闇そのものの正体が私です。

 どこにも光が見えない私です。
 コロコロコロコロスットントン。

 なんまんだぶつなんまんだ。

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