生きているゼロという死から生まれた私たちの生なんだ。生死一如とはこれなんだ。生も死もいま耀き続けているんだよ。

 
 花の美しさが私の心に満ちてくる。

 念仏を叫ぶ。念仏の心に私の心は呼び覚まされる。

 本願に目覚める。本願が私に菩提心を起こす。

 菩提心に呼び覚まされる。浄土を目指す。
 
 浄土が私を迎えに来る。花があれば種がある

 種があれば花が咲くのではなくて、花が咲けば種がある。

「を」が「に」変わると本来の関係性が見えてくる

「を」より「に」の方が真実への意味が深まって

 きているような気がするな。

 因から果の従因向果は自然科学や常識という道理、

 従果向因は縁起の道理。

 生があるから結果の死があるのではなく、

 死というなんでも生み出す生きているゼロが

 あるから生という命たちの生滅滅已に輝きが

 あると考えた方がいいのかもしれないな。

 死も輝いているし生もいま耀いている

 死んだ人も生きている人もそのままそのまま生きている

 なんまんだぶつなんまんだ

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