清浄意欲って何

1.
仏の無分別智に目覚めれば真実に近づき、自分と世界の真実が見えてくる。無常なのに無常の中に有常の世界が見えてくる日常が深くなる。
 それが自らの生きる力になり、それがそのまま、自覚しなくても他にそれを知らせる仏の心が強くなってくる。これを人間本来持っている仏の領域ともいうべき世界を広めたい心を清浄意欲と言う。
2.
 清浄意欲とは全ての命が持つ根源的な心の意思であり、根源的で無分別的な盲目的な欲望であるから自己制御できない欲求に命は息を引き取るまでこの意思に従って生きていきたい清浄な意欲を持って常に生きているのである。
この完成を人間も最終的な目的としてこの魂の歴史を刻んできたのである。そして、その無限の完成に向かって魂は今も向上しているのである。見果てぬ夢を何時までも夢見ている少年のように。

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