仏のゴールデンルール

 強者適応のゴールデンルールは強者側と思っている人間が考えた自然の原則かもしれないが、仏のゴールデンルールは、強者は多くの弱者の許しに支えられて初めて成り立つゴールデンルールなのだ。多いとか少ないとか、小さいとか大きいとかの比較は心が勝手に妄想しているだけだと思うのだ。
 だから、この持ちつ持たれつの関係には強者も弱者もないのだ。弱者がいると考えている強者には適用されるルールかもしれないが、共に平等に今ここにある仏からもらった自然の命の輝きは等しいのだ。
 例えば、太陽が出ない夜中ではホタルの光の方が太陽より耀いているように。それぞれが、その時、その場所で、そのままの輝きで充分よくて、それだけで、どちらも人間として勝者になっているのだ。
 ここには、それぞれの輝きの比較は成立しない世界だ。だから、ここは勝者も弱者もいない世界が成立しているのだ。
ナンマンダブツ
ナンマンダ

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