ご縁に恵まれました

本能や、欲望を満足させたとき、良いご縁に恵まれましたと言う。縁は間接条件で、直接原因である種から芽を出す光や、水や、栄養のようなものなので、結果がその縁によって決まるときがあるのだ。
 人間の言う「良いご縁」の中にはきっと都合の悪い縁もきっと入っているはずだ。その証拠に今はいいご縁と思って一緒になっても、その後の様々なご縁の中の何らかの悪い間接条件が集まってきて、その三分の一は別れるのだから。
 だから、人間の考える縁などというものは、ご都合主義の借りものだ。
 だからホントの縁は仏縁のように、私に都合がよくても悪くなっても、どちらになっても私にとってとても尊いご縁だったと言えなければ、本当に良いご縁を頂いたという事にはなるまい。
 ナンマンダブツ
 ナンマンダ

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