人間道

 ブッダの出世本懐は弥陀の本願を説いて一切の衆生を救う事だった。阿難に限らずこの世に生まれた本当の意義である一人一人の出世本懐とは、いかに生きるかではなく、なぜ生きるのか、何を最大最終目標としていきるのかという問いを含んでいる。
 この問いに答えることができる人生でなければならぬ前提を持って人間は生まれて来たのだと思います。
 その意味で、ブッダの理解と私との理解は最終的に同質のものであり、進む道は涅槃道一つなのだと思います。人間として生きる意義と喜びが得られる道こそ、生死いずべき最大の深さであり、それに自らが答えるべき道がすでに私の前に人間道としていま見えているのであります。

ナンマンダブツ
ナンマンダ

name
email
url
comment

NEW ENTRIES
念仏の矢が当たらない。(05.16)
長生不死の法を生きてみる。(05.15)
親鸞かく戦ぬ。(05.13)
ブッダと親鸞の常備薬。(05.12)
大谷翔平を信ずる心。(05.11)
今日の夢想庵。(05.11)
平和時代(05.10)
それが真っ逆さまに地獄に落ちている顔だ。(05.10)
闇は光の友達だ。いつも一緒で仲がいい。(05.07)
心は浄土空間さえも駆け巡る。(05.04)
RECENT COMMENTS
ARCHIVES
RSS
RSS