身も心も生まれ変わらなきゃあ意味がない。

 浄土に生まれるとは身と心が生まれることだ。心だけだと自覚したとか、気付いたとか、主体となるとか悟ったでは物足りない。

 赤子が母体の水中生活から肺呼吸の陸上生物になるように全身生まれ変わらなきゃ意味がない。

 宗教心を獲る様な儀式で、水の中に一時沈んでまた出てくる洗礼の儀式があるように、この世で本当に生まれ変わるとは本物の宗教心がわが身に生まれ、中から外まで全身全霊生まれ変わったようになることだ。

 もうそれでいいのだ、ここですでに罪悪深重の大悪人が大往生で充分だ。

 浄土に生まれ変わるのはたった一度この世の一度で十分だ。

 体ごと生まれるのだ、体ごと。

 そうだ、浄土に生まれるとは身と心が生まれなけりゃあ意味がない。

 しかも、今ここでこの身この心このまま極重悪人唯称仏でなきゃあ意味がない。

なんまんだ。

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