お帰りなさいませ。ご主人様。

 人間の本当のご主人様である宗教心に目覚めれば、このための人生だったことが誰でもがわかるようになっている。

 その時に初めて失敗続きの人生であっても、独りぼっちで寂しかった人生でも無駄なものは一つもなかったことに気づくことになっている。

 一番大切なものに目覚めたのだからその世界から、改めて自分自身や今までの世界を見直した時に全く仏の視点からの世界が広がってくるからだ。

 すべてが何一つ必要とするものだったと理解できるようになってくる。人生に時に無駄と言う物は一つもないと思えているから不思議だな。

 人と比べて無駄だと思っていただけなのだ。すべては自分自身が本当の世界に目覚めるための宝物だったのだと気が付き始めてゆくのだろう。
 なんまんだ。

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