ゼロ愛なんだこの自分。

 
 数字の1は大根1本の1。

 2はニンジン2本の2。

 真実一如の一は永遠にダイナミックに活動している真理のゼロ活動からの一。

 そこから無限の数字が生まれ出る。

 そのゼロの本質を無量寿・無量光といい、我らには智慧と慈悲の働きだ。

 智慧は正しい思考方法で、慈悲は透明で純粋な愛情で人間にはないゼロから
 生まれる働きだ。

 この二つが一つになって、いつも私を純粋ゼロの無我の、信心空の原点に連れ    
 戻し戻し、常に正しく安らかな道を取り戻してくれる。

 煩悩に妨げられず、仏の念仏はゼロからの一。私もその手つかずの一つを与え 
 られ、二つが純粋な一つになって再びダイナミックな純粋ゼロの、真実一如と 
 いう無限のゼロの世界に帰ってゆくばかり。

 そんな、来たり帰ったりする仏の用く相をなんまんだぶつの往還二回向という
 のかもしれません。
 
 なんまんだぶつなんまんだ。

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