蒼天のキツネ

 足して足して足して、加えて加えて加えて、上に上に上に。

 風船や凧じゃあるまいし、いつか糸が切れて行方不明になって落ちてくる。

 それはそれで高いところからいいものを見たからいいかもしれないな。

 上も下も見たからいいのかもしれないな。

 みんながみんな世のため人のために尽くさなくたって、尽くせなくたって、ど 
 こかへ飛んで行方不明になったっていい世界があってもいいのかもしれないな

 ときには山女や山男となって、どこかでひっそりキツネのように、一人で広い 
 草原に寝転んで、どこまでも続く蒼天を見上げたまま死ぬのもいいかもしれな
 いな。

 なんまんだぶつなんまんだ

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