独立者たらん

 宗教に洗脳されると言うが、脳に新しい洗剤、漂白剤、柔軟剤やらを入れて洗濯されて、今までの悩み苦しみが根本からなくなれば、新しい考えのもと新たな人生を歩めるようになるのだろう。

 本物の宗教に洗脳されれば自利利他円満して慈悲と智慧が主体的に働き本物の自由が約束されるものだろう。

 しかし、真理を我がものとする教祖の弟子と言う名の支配者が主体だと洗脳されれば自主的な行動は自ずと制限され主体性を失い人の奴隷になってゆくのだろう。

 そうなれば、自らの智慧と慈悲の行為や言葉は失われてゆくばかりになるのだろう。

 ご主人様のことや教祖の創った聖典の言葉を鵜呑みにして、支配的な立場を墨守する人間に成ってゆくのだろう。

 真理に基づく真の宗教とは一人一人が独立者であるはずだが、往々にして集団はそんな独立者を疎み嫌い、人は人師を好むから話は余計に厄介になってゆくばかりだ。

なんまんだ

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