罰当たり

「この罰当たり奴!」と小さい頃よく言われた。その時どんな意味が変わらなかったが、分らない分その語気に仮脅されたことがあった。予想できない第三者から悪いことが与えられることを予言されたような呪いの言葉のようで心が騒いだ。
 罰当たりとは、見えない誰かが決めたことに背き気が付かない事だが、それをしたことで、そのまま行けばその罪が増幅して罪の海の底に沈潜し、魂の抜け殻だけとなり、ついに生きながら死ねない彷徨魂になってしまう。身を亡ぼすことだという事を今知れという事なのだろうと思うのです。
だから、いま真実を知らず生きているが、いずれ真実とともに生きることが正しい生き方なのだとすれば、真実のはたらきに逆らって生きている今の生き方が罪なのだから、その罪のままでは生きてはいけない、だから、罪を持ったまま今生きている根拠を、逆に真実から教えられ、真実と共に今生きていける信念を見つけて完全に涅槃死できる死即成仏の道を得よということが「罰当たり奴」と言う言葉の真意なのだろうと思った。
なんまんだ

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