自分などと言うものが

 自分などと言うものをいつまで信じているのだろう。この頼りなげで、信じがたいものを。
 そこから生まれる自信に満ちた革新や、すぐに揺らぐ決意は、もういいではないか、今まで十分に懲りてはいないのか。
 そんなことはすでにうすうす分かっていたはずなのに、いまだに頼っていたからポイと捨てていたら、なんと楽で自由で楽しい簡単な人生になっていたことだろう。
 まるで、捨てられた子犬のようだけど、どこでも自由に飛んで跳ねていけたのに。
 こんな自信はもっといい自信で、囲ってもらわなければ本当の自信や自由を知らないままで、どこまでも迷って歩き回って行くのだろうな。
 こいつはきっと死ぬまで私と付き合い、死ぬまで古女房のような存在になるのかもしれないな。

 なんまんだぶつ
 なんまんだ

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