伝えようとしない方がよく伝わる仏法不思議

 
 助かるために阿弥陀様の教えを聞かねばならぬ。アミダの言葉を食べねばならぬ。
 阿弥陀の言葉を食べて良く消化しないとそのまま他人の前に出しては未消化だから、話す人が救われていない言葉のままでは生きて血の通う言葉にならず到底人には響かない、届かない。
 その言葉がその人の心や体全体の栄養とならず本願力となっていないので、他人には到底響かない言葉となってしまうのだ。アミダの念仏は人間の心と体を身心柔軟にはするけれど、少しも減らず増えず、全身が金口となって念仏と言う仏が人を救う言葉となって出て下さるだけだ。私の役目は一端還相したアミダと、また来るアミダの往相としてナンマンダブツとなってサヨナラ待たねとナンマンダ。
 そして、また、ある時、食べたものが清浄な念仏となって、私の口から出て下さる真実だけがきっとどこにでも残るのだ。

なんまんだぶつ
なんまんだ

name
email
url
comment

NEW ENTRIES
死後まで守ってくれる人。(03.25)
石に聞く。(03.21)
動詞と助詞の使い方。(03.16)
一人称の死を超え生きる。(03.15)
悠久の真理の中で生きたいな。(03.12)
この世に成功も失敗もない。いかに歩んだかだけである。(03.12)
如来内存在。(03.10)
さくら咲く。(03.04)
自助努力。(03.03)
死は第二の人間のスタートだ。(03.02)
RECENT COMMENTS
ARCHIVES
RSS
RSS