分身鬼

 内なる鬼がいる。心のあらゆるところから現れる。様々なきっかけを得で私の心に現れる。私は知らず知らずにそれと鬼を否定し我を必死で肯定し対応す。しかし、否定すればするほど雲霞の如く吾を取りやがて巻き込まれ。やがて、それらが鬼の形相を現して、それと闘いの日々が来、くたびれ果てる。自分の心の中の鬼なのに自分でどうにも始末が付かぬ。気分転換しようとして環境変えても付いてくる。やがて自分の力ではどうしようもなくなって、救う仏の話を聞いてみたならば、それは私の分身で、よくよく見れば、私が敵になった鬼の姿をした己なり。救う仏の話を聞いてそのこと一つに気が付いた。その時同時に鬼が霧が晴れるがごとくに一散にいなくなり、いかな俺でも、俺を俺が殺すわけにもいかず、いや時によっては殺していたぞ。その時は殺さなかったけれど、危うくこちらが殺されそうになったけど。そこに気が付かないとやはり殺っていた。
   なんまんだぶつ
   なんまんだ

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