永遠の17才

 最近、年を聞かれる年になった。「十七歳」と答えたら「永遠の十七歳ですか」と皮肉られた。老齢になって体も心も若々しくていいのだろうか。これではせっかく年を取った甲斐がない。17歳の時にしか感じられない永遠に通ずる道がその時与えられているのだと思う。     だから、永遠の世界を17歳で味わっていれば永遠+17歳でほぼ永遠年齢でいいではないか。たとえそれが48歳であっても、17歳は永遠の世界に溶け込んでしまうのだ。だから人間には年があっても無いのと同じなのだ。歳は人と比較して楽しむ娯楽の一種にすぎないのだ。歳はその人が無限の世界を確保しているか否かのリトマス試験紙の意味しか持たないのだ。だから私はやはり「永遠の50歳」でよかったのだ。これを年の功より亀の劫と言いたい。

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