一緒だよ

生と死は矛盾概念だ。表裏一体の関係だ。生は死があっての生だ。死は生があって成り立つ概念だ。二つは離れることがない仲のいい友達なのだ。光と闇のようなものだ。闇があって初めて光が生きる。光は闇のなかでなければその新川発揮しない。死もまた生が我が焼けば輝くほど死もその輝きを増すのだ。
 生の先に死があるのでなく、このカラダも一見、生しか見えないようだが、細胞の死というように、その死があってこそこの生が成り立っているのだ。
この生は生と死が互いに変容しているだけなのだ。もともと一つの諸行無常の中のものとして存在していたものなのだ。
 生死を分別する自我意識の苦悩を、もともと一つの概念を真実一如の中での生死であると縁起の法に目覚めて超えてこうとする人間への真理からの命題が「独尊」「生死出ずべき道」「後生の一大事」だったのである。
ナンマンダブツ
ナンマンダ

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