背中の荷物

 仏様は、私が誰にも見せられない、ましてや仏さまにも見せられない背中の暗いところを背負って苦しんでいる過去の罪の根っこを憐れんで下さっているのだ。
 私が格好をつけている正面の姿を見て救ってくださるのではない。
 それを知らずに、私は他人や仏様に自分のカッコいい正面の姿ばかりを見せているから、何時までも仏様と対面はしているが、救われなくても何とか生きていけると思っているだけだ。
 あみだ様はそんな私のくらい背中を後ろから抱き続けているのも知らずにだ。
 仏様は私の正面の姿をみて救おうとしているのではない。
私が背負って重荷にしている罪悪を見て、さぞ重いだろう、つらかろう、自分で作ったのだけれど、私が代わりに背負ってやろうと背負ってくださったのだ。
ナンマンダブツ
ナンマンダ

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