なんまんだぶつと木魂する。

 
 命はみんな生老病死の暴れ馬の上に乗って生きている。

 いつ暴れだすかわからない。

 今日か明日か次の瞬間か誰も分からないけど、それが来るとき
 私は知っていて知らんぷり。

 そんな馬を手なずけ、飼いならし一緒に生きて行くのは厄介
 だ。
 馬に乗りながら天上から滴る蜂蜜に舌鼓。

 その馬はきっとあみだ様。

 人馬一体のあみださま。握る手綱に血が通う。

 今までのあみだ様の過去現在未来のご苦労までが私が馬の手綱
 から伝わり私のそれも知れてくる。

 
 そんな手綱念仏をしっかり握り、この広い人生大地を自由自在
 に闊歩出来れば、カッポカッポと蹄の音が果てない大空になん
 まんだぶつと木魂する。

 なんまんだ

name
email
url
comment

NEW ENTRIES
心は浄土空間さえも駆け巡る。(05.04)
ゼロ愛なんだこの自分。(05.04)
矛盾な人間だ。(05.03)
ホカホカだよ、おっかさん。(05.02)
月が浮かぶ。(04.28)
私の誕生日。(04.27)
命の目覚め。(04.23)
死後まで守ってくれる人。(03.25)
石に聞く。(03.21)
動詞と助詞の使い方。(03.16)
RECENT COMMENTS
ARCHIVES
RSS
RSS