原点回帰

 食べることは罪作りだけど美味しいな。人の命を奪って楽しいな。人はその昔、楽しい美味いその食事、人生の中で、一日の中でとても、大切にしていたよ。楽しい一家団欒の食事だけれど、その中に命に対する、敬虔な祈りの感情と懺悔の心が籠ってた。
 今は忙しい時代だから、それらを省いて食べることが先になってしまったけれど、いつか、きっと、一人一人が取り戻す。      
 命の願いが人にあるように美味しい者たちにもあったはず。
 命の願いがあったはず。
 今は食べ物以下の餓鬼の世界に落ちているけれど。 ドレスや燕尾服で正装し、ひたすら餓鬼の所業で食べている鬼だけど。    
 服を着た餓鬼だけど。
 いつか、きっと、鏡に写った己の姿を見て、恥じるはず。
 命を罪業の炎で焼いて灰にはすまじ。ナンマンダ

なんまんだぶつ
なんまんだ

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