私の誕生日

 今日は、私の誕生日だ。母親と父親の体から生まれた日だ。心も成長するような機能も付いていた。そして、いままで様々な縁につながれていたお陰で体も心もここまで育てられた。
 だが、体はこのまま成長するわけにはいかないが、心も同じだろうか。
心は過去にも未来にも飛んでゆけるし、ブッダの永遠なる自由で平等で静寂なる悟りの世界に至れる機能も付いている。人間の生死さえ超越できる世界を感覚できるのだから、心と体は相互関係にありながらそれぞれ独立した存在になる。
 心が永遠の世界を悟って本当の成長を知った時、体の限界を飛び越えた世界を知ることもできるはずだ。だとすると、体は心の機能を最大限に発揮させるための発射台ではないのか。心は無限の宇宙に発射されるロケットのようなものだ。
 土台があるうちに遠い世界に至る悟りロケットを作り、それに乗って土台が勝手に作り出す限界世界を飛び越えて、永遠の世界へ飛び出し、成功する日を、人間の本当の誕生日にしようではないか。希望に満ちた永遠の自由なる静寂の世界へ、いざ、生まれん真実の誕生へ!

なんまんだぶつ
なんまんだ

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