獲信者と古漬け大根 

 獲信者はかわいそう、まるで暗い倉庫の片隅で
古い木の桶の中に長年漬けられた古漬だ
暗い、くさい、触りたくないような手触りで
時には白いカビまで浮いている。
 こわごわ触ってみれば、くにゃくにゃしていて
掴みどころがありません
 ところが皆さん、聞いて下さい、古漬けは
たった一度食べてみなんせ、一度だけ
見てくれと違って一度食べたら
とまらない、あーあ、やめられない
 食前食中食後にも、癖になって
止まりませんぜ、古漬けは
それほど味がいいものなのに
 世間様は見てくれだけで、つまはじき
それでもわかってくださるお人がいてさ
興味津々食べにくる、一口食べて
 あー美味い、これこそ私が探し求めていた味だ、なんて
 おべんちゃらでもありがたいよな、うれしいような
これがナンマンダブツでおめでたい
 それでいいのだ、これでいいのだ
昔から、信心歓喜なんて人には見えない聞こえない
煩悩の雲霧に見え隠れする輝く星のよう
 自内証の御救いだ、これでいいのだ
ナンマンダ
ナンマンダブツのナンマンダ

name
email
url
comment

NEW ENTRIES
浄土意識の時空の中に今います。(07.23)
ブッダと私は同じ人間じゃけんど。(07.16)
前世の記憶を思い出しました。(07.14)
私の命になった願い達。(07.10)
中州に遊ぶ。(07.07)
ライオンとウサギ。(07.06)
この橋渡るべからず。(07.05)
六代目圓生。(07.03)
南無阿弥陀仏は人間の魂の実在を示す言葉。(07.02)
死は我が人生の完成。(07.02)
RECENT COMMENTS
ARCHIVES
RSS
RSS