カラスの独り言
 一昔前の東本願寺のキャッチフレーズに「人に生まれた意義と喜びを見つけよう」があった。

 これは、すでに、それを見つけ出会った人がいるのだから、その人を探すということになのだ。

 そこに気が付かないと本当の人間にはなっていかないという厳しい言葉なのだ。

 だから宗教の核心を得るということは難しくも、旅費や書籍代もかかるから高くつくし、新しい世界を求めているのだから内心は足踏みもするし、真理の扉に近づけば近づくほど恐怖心も出てくるのだな。

 昔は後生の一大事とか、生死いずべき道を求めてとか言っていたが現代でもその道程や課題は同じなんだなと思った。みんな自分自身が生得の人間になるために。

 自分の人生や身体までも日本政府の投資ニイサを超える真実の世界を得るために投資する。

 これが一世一代のほんまものの人間投資というんだな。ここまでしなければ仏になんかなれません。

 今のままの人間でいいのなら、その従順なままで世間の苦を浴びて一人悩んで苦しんで、他人や社会や家族や世間を恨んで生きて、そのまま死んでいけばいいだけだ。

 自分を捨てて、新しくこの世に生まれ変わって真実に適った新しい自分を得るために先人がこんな言葉を残してくれたのだと思います。
なんまんだ。

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